MISO Soup
ワールドつれづれ
四回転論争

ううむ、こんなのがヤフーに載るとはのう。

ジュベールのクワド命はいつものことだしバトルの言も正論だし、ただそれが四回転が必要かどうかの論争にはつながらないっつーか。ジュベールとバトルはべつに対立するスケーターじゃないと思うわ。

多分元記事?これみるとそんな感じ。

"No, I mean he's entitled to his opinion," he said. "Maybe what drove him to the sport was the physical aspect, the athletic side of the sport, so I certainly don't discredit his opinion. I just have mine -- and today, I guess the judges agreed with me.

このあたりのバトル節読むとなんとも優等生っていうか、そつなく周りを味方につけるかんじが小憎らしい(笑)おめでたそうな顔して実は理論派だよね。キャラはかわいいけど実際食えない野郎なんだろうなー…

わたしはわりと率直馬鹿なジュベールの発言のほうが好きだけど、バトルがジュベール並に率直馬鹿になると収拾つかなそうだしまあこれでいいのか。男子はみんなキャラ濃くておもろいな。

しかし選手同士が競技について意見を言い合うのは面白い。
実際にたったひとりでリンクに立って5分弱をすべりきる人達だもんね。それ見て外野がああだこうだ言うのはあほらしいけどな。

バトル側だってあのカナダ三枠確保を優先した安全策で優勝は狙ってなかっただろう。フリーのキスクラで「メダルとれる?」って言ってたくらいだし。


しかしこの記事読んでふと思ったんだけど、競技にたらればはないのよね。
わたしは今までたらればを言いたくなることが沢山あったし、でも残酷だけど、言っても仕方ないんだよね。競技である以上。結果は覆らないし、最善を尽くした選手たちにたらればは失礼だとも思う。
だから選手は勝ちを目指すんだし、その姿勢はとても美しい。

ただ、順位はこうだけど自分はこの人が好きだった、と言うことができるのがフィギュアが競技だけで終わらない点だ。

今回中野さんがエキシビションでチャンピオン以上の声援を受けたのは、転倒だらけの大会において最終滑走で完璧な演技を見せた彼女がスウェーデンの人々に愛されるスケーターになったということだろう。

これもまたフィギュアスケートの美点。バトルやジョニーの言うパッケージプログラムってやつだ。

中野さんの演技はプロトコル見ると実は回転不足がついてたりするんだけども、そんなのは観客の印象に影響を及ぼさない。
日々の練習で持ってる技術を最大限に磨いて、そして中野さんが本番で見せてくれたプログラムは実に華麗であった。その鮮烈な印象があの歓声になったんだよね。それは順位以上の称賛だし、順位もまた最終グループを保ってその印象を残すために必要だった。

そういう意味で今回のワールドのアイドルは中野さんだねー。
バトルも完全なノーミスだったけど、やっぱりフィギュアの華は女子だから(笑)

しかし最後救われたとはいえ今回女子は痛々しい大会だったな。まだ見返せない。

でも転倒だらけの最終グループに颯爽と現れてノーミスして颯爽と去っていった中野さんはもちろん、満身創痍であそこまで頑張った安藤さんも、ショートトラックのような見事な転倒から最後には「あれ、最初こけたっけ?実は転んでなかったんじゃない?夢?」って気分になるほど完璧に立て直した(しかもきっちりトリプル・トリプル2回入れた)真央ちゃんも…みんなほんと男前でした。日本女子かっこいい。

別に日本男子が乙女だというわけではないよ。笑
小塚の意外な肝の座りっぷりと予想外すぎる南里の健闘はよかったよね。立派。

男子トップグループについては今回高橋やベルネルの勢い組がつまづいて年長組がまとめた感じがする大会だったかな。

今回男子の表彰台組はみんないろーんなことを越えてここまで来た人達なんだよね。トップグループにありながら苦しんできた人達はまたひとつ強いんでしょうか。コンディション調整やプレッシャーとの付き合い方なんかの点において。

フィギュアスケートはどんな実力がある人でもちょっとしたことで崩れる競技だから、大本命の大会で勝つことはほんとに難しい。

それを思うと優勝候補として優勝を果たしたランビエールやジュベールはやっぱすごいな。それを何度も繰り返したヤグディンやプルシェンコはもはや宇宙人。

高橋は今回いい経験をした、と言えるようになればいいですね。
たとえばジュベールもモスクワで目を覆うよな自滅を経験しているわけだし。バトルは昨季ワールドのSP2位から最終滑走のフリーで大崩れ、今季ナショナルでのSPぶっちぎり1位から最終滑走のフリーでまたしても自滅があったし、ジョニーは昨季全体的にあまりにガタガタだった。

その失敗が無駄じゃなかったと、彼らが今そう言える結果を出したことはもちろん素晴らしいけど、無駄じゃなかったと言えるまで頑張ったこともほんとに凄いと思う。

怪我や病気や不調やプレッシャーやバッシングや環境と戦いつつ今全てに勝ったっていう…競技に対する愛情と執着を感じる、なんとも感慨深い表彰台でした。

そう思うと高橋やベルネルはまだ若いよね。まだトップグループに数えられて何年も経ってないんだもん。
ベルネルはちょっと心配だけどな…あれぞまさに自爆だよな…

でも高橋は今季の安定がいきなりすぎて「え、ほ、ほんとに?」と信じきれない部分があったので(笑)勝手な言い分ですがこのくらいの成長ペースでいいと思います。
彼のファンは今落ち込んでいるだろうけど、逆に言うとこういう状況を経た上での雪辱ってたまんないよね。まだ若いし実力あるし、近いうちその興奮を見せてくれるでしょう。キミーの復調とあわせてたのしみです。

ああでも、表彰台組がいくら今まで国内で厳しい意見を言われてきたからってそれを踏襲しろとは思わないよ。
せめてスケート連盟は選手を守れよと思うんだけど…またいらんこと言ってますね。あほかいな、日本の連盟は…

あとランビエールどうなるの…?美女にかこまれてフォーフォー言ってる場合じゃないぜ。
バンクーバーまで続けてくれよ!怪我なく!
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック