■2006NHK杯の村主さん
ボレロって使うのに勇気いるよね。サラエボのパーフェクトに敬意を示しつつ、曲負けせずにやりきらねばならない。こういう曲ができるのはステップが巧い人の強みだな。
ファンタジア大好き。かわいいv
イパネマの娘もかわいいぞ!なんかちょっと踊れてないんだけど楽しそうなところが最高にキュート。かっこいい背筋にメロリン。
■2007全日本
安藤さんが見たかったんだけどゆきなちゃんにくぎづけになっちまったぜ。
素晴らしいこの腕の表現!
美しいノーマルレイバックはずーっと見てたい。新採点だとレベル上げるためにサイドウェイズからキャッチフットに変形しなきゃいけないのがかなしい!ゆきなちゃんのレイバックならいつまでも見ていたいのに。
そしてアランフェスでイーグルしながらジャッジに視線を流すところがたまらん!わたしがジャッジなら目で殺されている!
もちろん安藤さんも見た。
力強いバネのある動き、明るいセクシーさ、どこか不安げで繊細な表現、いいときの安藤さんてなんとも魅力的なスケーターだと思う。
ロシェットとか安藤さんとかコストナーとかサーシャとか、強いんだけどどっかメンタルが弱いスケーターって、そういう繊細な選手ならではの危うさみたいなものが表現に見え隠れしていていいんだよなー。
メンタルが弱いって選手としては欠点なんだろうけど、それさえも味になっちゃうフィギュアスケートは因果な競技だ。
そして彼女たちがそういう不安な顔をのぞかせながらもギリギリのところで気を張ってやりとげた演技はすごくいい。全日本も「危ない」と思いつつなんとかふみとどまってていいなー。デリラもカルメンも悪女は悪女だけど、デリラは最後サムソンと崩れる神殿の下敷きになるし、カルメンは結局殺されちゃうし…詰めが甘い悪女だよね、どっちも。
カタリナ・ヴィットのカルメンは強気でチャーミングで「あたしは誰もにも惚れちゃいないわ!」っていうまんまカルメンな感じだけど、安藤さんは「ホセのことはけっこう好きだった、でもいなくなっちゃったんだもん」みたいな移り気で心ここにあらず系で刺し殺されるときに「ああ、そういえばこの人のことも好きだったわ」とか思ってそうなカルメンだ。わからんか。個人的なイメージです。
しかし安藤さんのカルメンは刺された後にスピンが入るのがなんとも(笑)スピンおわってから刺されたんじゃあかんのかと思いますね。村主さんのカルメン(競技プログラムの方)は刺されるとこからはじまるけどさ。
あ、村主さんはショートだけみた。良かった。
あのスピードとフライングスピンの高さ、スパイラルのエッジの深さとスピードとカーブの深さ、ステップの丁寧で確実なエッジワーク、ひと蹴りの伸び…ほんとうにまだまだ魅力的なスケーターだと思います。調子が合えばこれだけやれるんだよね。今季はもっとあんな滑りが見たいです。
■2008世界選手権
ロシェットはほんとにいいなあー、スパイラルの時に1、2、3と数える気にならない。なんかアメリカでは軟体ポーズ全盛だけどさ、難しいポジションで足元がグラグラしたりスピードがなかったりするよりも、無理のないポジションをばしっと決めてエッジを深く使ってスピードを出したほうが絶対綺麗。
魅せるスパイラルはなにも無理に180度開脚する必要なんてないよね。世界が見とれたクワンのスパイラルだって別にそんな足は上がってなかったんだし。
あんだけ難しいポジションをとりながらレベル1とかとっちゃう真央ちゃんのスパイラルは、ポジションに入るまでにグラグラしたりディフィカルトポジションなせいか表情に余裕がなかったりすぐ手を離しちゃうから「あああがんばれ!1、2、3、よしOK!」とか思いながら見ちゃうんだよね。
そんな無理しなくても、滑らかなチェンジエッジやゆるゆると伸びるカーブがじゅうぶん映えるのにと思う。あんなにぐらつかずにチェンジエッジする人居ないんだから、もっとそこに目がいくようにすればいいのに…スパイラルシークエンスは軟体披露タイムじゃないんだぜ。ジュニア女子のスパイラル廃止はこのへんの事情じゃないかなと思うんだけど。
まあ何にせよ、ロシェットのスパイラルは足元がしっかりしててポジションが決まるまでが滑らかで、3秒保持中も細かく腕や首の動きで表情つけるから見とれてるうちに終わるのがいいねー。持ってる技術を磨いてこうなりました!という演技はやはりよいわ。
コストナーはひところに比べて衣装のお尻がくいこまなくなりましたね。
なんつーか技巧派もここまで行くと見惚れちゃうぜ。なんつースピード。なんて巧みな足元。ステップターンが鏡のように左右対称。驚異の身体能力だけど、安定しないんだよなー一回でいいからパーフェクトなコストナーが見たいです。
そしてラスボス、中野さん!
かっこよかったなー。なんて安定感だ。この人にメダルをかけてあげたいとスカンジナビウムが思ったことでしょう。
■2008全米
シズニー…!
アメリカ娘でいちばん好きです。がんばってふみとどまってほしいなーサンサーンスの白鳥合うなー。
わたしの嫁達はなんてみんな綺麗でかわいくて魅力的なんでしょう。うつくしいわ。
鈴木さんと真央ちゃんのEXがタンゴ、競技プログラムでは高橋の他、確かアボットとパトリックとプルシェンコがタンゴを予定していたはず。
タンゴ好きだけど…多いな(笑)
タンゴといえばアイスダンスの06-07シーズンODの課題でした。
あれは良かった…アイスダンスは表現ができて当たり前の世界だし、タンゴってもともと2人で踊るものだからかカップルごとに表現が多彩で見てて飽きない。
ワルツとタンゴはアイスダンスがいいなあ、と思うのです。
エキシビションなんかでワルツのステップが入るとどきっとするもの。
だからこそ、ワルツとタンゴをシングルでやるのはチャレンジだし表現力が試されるんじゃないかなという気がする。
昨季はボロノフがやけに勇ましいピアソラをやってたり(バトルのアディオスノニーノはタンゴのリズムが出てこないので除外)アボットがひとりアイスダンス状態でワルツ・メドレーをやったりしてたのが印象的だったけど、ワルツやタンゴがそこまで多くなかったよね。
今季は言わずもがなタンゴが多そうだし、信成と真央ちゃんがマスカレードワルツを使うようだし(真央ちゃんは「仮面舞踏会」ってだけでワルツかどうかはまだわかんないけど)表現力養成プログラムで勝負の年なんでしょうか。たのしみ。
ぽろぽろ新プログラム情報がでてきてますが、おおっ!と思ったのは信成のマスカレードワルツ/ワルソーコンチェルト(ローリー)、ユナの死の舞踏/シェヘラザート(ウィルソン)、アボットのアルビノーニのアダージォ/ピアソラの四季(ディクソン)、真央ちゃんの月の光/仮面舞踏会(ローリー/タラソワ)。
ユナが暗い迫力路線に戻してきたのがうれしい。
こうもりは良かったんだけどミス・サイゴンはいまひとつで、やっぱり派手な音楽が似合う子だわと思ってたので。シェヘラは安藤さんのイメージが強くてむつかしそうだね。
安藤さんはどうなんだろう?カルメン続行してほしいな。ショートはシェヘラとサムデリで中東系が続いたから違うのがいいけど、モロゾフだからなあ…ロレンスと予想しとこうかな!
いや、もういいよ中東系はよ。
高橋はフリーをアメリカの振付師に頼んだようですがわかんないよ(笑)誰だよ!
リーアンミラーという噂があるけど、あの人ペア専門じゃなかったんか。あとはディクソンとかズエワとか?誰でしょうねー。きになる!
ショートは宮本さん作のタンゴでいくようで、これで宮本さんが有名になるといいね。クワンとローリー、ランビエールとサロメ、バトルとウィルソン、みたいな感じで選手の成長とともに振付師の名が上がるみたいなことになれば楽しい。高橋はもうすでにネームバリューあるけど…
あ、あとジョニーは相変わらずニーナ振付だそうです。これはがっかりだ。ジョニーエンジェルズもがっかりしているようだ。
はっきり言って最終Gの中でジョニーのプログラムが飛び抜けてしょぼかったぞ!駄作と言われてる高橋のロメジュリよりもつまらんかったぞ!なぜプロに頼まないんだろう…。コーチとられたんだからランビエールにサロメわけてもらえばいいのに。ランビエールが現役のうちはシングル男子には振付しないとか言うとるけど。ラブラブやな。
ライサチェクがタラソワとか、ジュベールがプラトフだとかいうのもわくわくだなー。優雅なライサチェクが見られるのか(笑)
女子はアメリカ娘がローリーばっかりでつまらん。ロシェットとマイヤーが楽しみです。
佐々木君の振付ってだれがしてんだろ…
懸賞で当たったもんでのみ生活するとか、鈴木さんという名前の人にしかお世話になっちゃいけない無銭の旅とか、ヒッチハイクでしか移動できないとか、そんなことばっかりやってる番組。
今、黄金伝説というテレビ番組でおんなじようなことをやっているようです。
山でとれたものしか食ってはいかんとか、せんべいしか食ってはいかんとか、無人島で自給生活(?)とか。
なんだか旧ソ圏の人がいかにも嫌いそうなバラエティ番組で、わたしでも「なんだこれは」と思うんだけど、たまに目にする被実験体になっている芸能人から引き出される感情は本物なのかなあとも思うのだ。
擬似的な極限状態を作っているのだろう。
手段はあほくさいけど…
海外ドラマにも無人島やら刑務所やら、閉鎖空間での極限状態に数人が置かれているって話が多いよね。
先進国と呼ばれる国で暮らしていると表に出ることのない本能的な感情、欲求、行動を無理矢理作り出した環境でシミュレートするような、このたぐいの娯楽が常になにかしらある。
「恐怖は必要な感情。今の日本では恐怖が足りないからホラー映画を見る」
とはいどが言っていましたが、そういう極限状態での感情も定期的にトレーニングしないとだめなものなのかな。
わたしはよくわかんないのです。そういうのがあまり好きでない。
日和見なのかなあ。おめでたいのか平和ボケか。
恐怖や不安は実物とのお付き合いだけで手一杯です。擬似体験までいらんです。
しかし『11人いる!』も似たようなテーマの話だなあ、そういえば…。
萩尾望都には感覚遮断の実験の話もあった。一切の刺激を絶つ実験を受ける人の話。
静かに死にゆく感覚の中に飛び込んできたあたりまえの「生」の鮮烈さ。死にかけてた感覚が唐突にあわだって懸命にその手に縋り付く。あの話のほうが真に迫って感じたわたしは感覚遮断に近い生活をしてるんだろうか。擬似的にも刺激を求めるのが自然なんだろうか。つーか視点の軸が違うだけで同じ話か。
やはり擬似体験は必要である。
やはりわたしは少女趣味である。
なんだか徐々に徐々にその少女趣味が爆発しつつあってこわい。ここ最近のフィギュアブームもその一環だと思うのよね。
はいど…じゃなくてVAMPSのジュエリーCMに浮き足立つも、そのお店のサイトを見てみると別に金銀宝石キラッキラというイメージではなく十字架と蛇とかいう類のなんかフツーなモチーフにがっくり。ついでにそのブランドの元締めが詐欺まがいの販売方法が問題になっている会社だと知ってさらにがっくり。なんじゃそりゃー。
はいどを少女趣味に飾り立てるCMかと思ったのに。
ジュエリーといったらジュエルでしょう!?スカルとかシルバーとかはアクセサリーであってジュエリーではない。ぶつくさ。
わたしの脳内ではジュエリーといったらマリーアントワネットなんだよね。パンがなければお菓子を食べればいいじゃないとか言いそうなはいどが見たかった。べつにあんな頭やあんなドレスは着なくていいですけど。ロシアの皇帝的なキラキラを期待してた。ポチョムキン。クリムキン。
ラルクやはいどにわたしの少女趣味は反応したのかなあ。
少女趣味っていうのはもう既にわたしの感性の一部だと思うんで、少なからずそういうところもあるんだろう。別の要素に惹かれたところも大いにあるとは思うけれど。
たとえばスター性という点ではわたしは少女漫画的なスターにはあまり興味がないし求めてもいない。少女漫画的ロックスターなんて、こっぱずかしい。あくまで趣味。あくまで風味があればいいのだ。
だから、HYDEやVAMPSの「狙った系」の曲を聴くとちょっぴりはずかしい。笑
ステロタイプを演じてるというか、少女漫画だか少年漫画だかにおけるロックスターを彷彿としてしまうんですもの。好きだけどね。
ラルクのそういうコテコテのロケンローに関しては、ひとつの芸だと思って見てるので別にそんな恥じらいはしないんだけど。むしろ「あっはっは!もっとやれ!」と思う。笑
まあ、芸には違いないんだけどね…HYDEorVAMPSでもさ。
音楽にはわたしの少女趣味が発露することは少ないのかもな。
ROENTGENみたいに、その絵画的な世界観、文学性においてわたしの愛する「少女趣味」とシンクロした時には大爆発するけど。
生々しいのも抉られるようなのも纏いつくようなのも好きだけど、少女漫画的な文学表現って生々しくなく真髄に迫ってくるようなところがあるんだよね。萩尾望都とか長野まゆみとか。
硬質で夢心地で綺麗に飾られているんだけれど、体温や皮膚をすり抜けてがつんと内側に落ちてくるもの。
肉食の力強さに憧れるものの、やっぱり草食なんだなと思う。同じものが好きでも肉食の人のようにがっつりと食い尽くすようには楽しめない。でも、甘っちょろいわけではないよ、と思う。思ってはいる。肉食の人から見ると甘っちょろいんだろうけど。肉も食えます。
なんの話かわかんなくなってきたな。
フィギュアスケートに関しても、それ自体が少女趣味な競技ではあるんだけど(笑)ロシア系の情熱の塊みたいなタイプより北米系(というかカナダ)の風のような爽やかさにたまらないものを感じるあたり、少女趣味の血を感じるんである。
アイスダンスって少女趣味の極みだと思う。美しい男女がメイクと衣装ばっちりでくるくると舞い踊るんだもの。
今何より好きなのがテッサ・スコットなのはなぜだろうという、いつもの話。
本気でシェルブールの雨傘は全加が泣いたラブストーリーだと思う。注目度が低いのが惜しい。たった4分で下手な映画よりも感動するプログラムだと思うのに。
こんなにピュアにラブストーリーを演じられるカップルは後にも先にもこれっきりじゃないかと思う。ほんとーにもう大好きで、宣伝しまくってるんだけど反応が薄いの!笑
みんなアイスダンス好きじゃない?少女趣味の人はだまされたと思って一回見てほしい。このESPNカメラのアングルはスウェーデンカメラの数倍の威力です。
まさにマスターピース!
そしてこの若さでこれをやっちゃうこの2人ってなんてモンスター。次のプログラムが楽しみすぎて夢に見そう。
ブックマーク・リンク・ブログリストに入れてくださっている方にはお手数おかけします(´o`)
むこうで使ってたアンケートも貼ろうと思ったんだけど、なぜだか崩れちゃってぶさいくなので貼れない。
あとはカテゴリをどうにかしなければね!わーん!
ラブログさんと最強リンクさんのところにも変更をお願いしました。反映されるのにしばらくかかるだろうけど、最近フィギュアネタに偏りがちなのでちょうどいいかな(笑)
いやほんとに、フィギュアネタの時ラブログから飛んでこられる方には申し訳ないんだよね。
分けようかとも思ったけど、2つブログは多分持てないし…どうしようかな、もっとタイトルをわかりやすくしようか。ラルクと関係なさげなことを示すタイトルに。
タイトルをつけるのが下手なのでいつも変なタイトルなんだけど、移転を機にがんばってわかりやすくします。わかりにくかったら言ってください。
で、今日もやっぱりフィギュアネタなのだけど。
世界選手権のエキシビションを見てて、全カテゴリに居るカナダのスケーターに心臓もってかれました。
フジがカットしおったジョアニーのサマータイムがもう…すばらしかった。感動系じゃないのに感動した。
カナダ人って小洒落系の曲がなんて合うんでしょ。女子は軽やかに、男子は洒脱に滑るよね。
この清涼感のある滑り、軽やかで柔らかで足元はひたすら綺麗で丁寧で、繊細なんだけどぐんと伸びやかな味も持ったスケートってわたしの心においてほんとに奇跡のような宝物だなあと思う。
どのスケーターもみんな好きなんだけど、とりわけこのスケートは涼しく光る風を吹き込んでくれていて…ラブリー!なんです。
ひたすらうっとり。なんでこんなに綺麗なのかなあ。ロシェット大好き。
杉田さんに「綺麗すぎて綺麗以外のアピールがないところが弱さといえば弱さかな」というようなことを言われてて、確かに昔は綺麗とは思っても印象がなかったんだよね。バトルもそう。
カナダのスケートって決して派手ではないし豪快でもないしわかりやすくもない。でも見れば見るほどこの清涼感が胸に染みてくるんであります。そのうえジョアニーはうまくなったもんな。
ほんと好きだ。区切りついたら頑張って手紙だしてみようかな…どきどき。フランス語はむりですが。
ジェシカちゃんたちもテッサ・スコットもバトルも、なんでカナダのスケーターってばこんな爽やかなの!きゅん死する!助けて!
と完全ノックアウトされておわりましたとさ。
あと、ランビエールのロメジュリの音源がほしい。あれ、いいアレンジだ。好き。
ランビエールの選曲っていつもいいよね…カルネ・クルーダもポエタもかっこいい。ドラリオンも四季もよかった。
ジョアニーのチャイコン5もドン・ファンも、定番曲の美しさをおしえてくれるプログラムであった。
ニーノ・ロータも定番っちゃ定番だし、正統派っていいなあとここんとこ思う。
音楽ってきれいだなとしみじみ感じるこの幸せ。幸福である。




